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スワップフリー口座のある海外FX業者7選!メリットやスワップポイントの確認方法まで徹底解説

スワップフリー口座のある海外FX業者7選!メリットやスワップポイントの確認方法まで徹底解説

海外FX業者の口座では、スワップフリーの取引環境を提供しているタイプがあります。しかし、「スワップフリーについてよく分からない」「スワップフリー口座と普通の口座の違いは何?」など、あまり詳しく知らないという方も多くいるのではないでしょうか。

スワップフリー口座について正しく把握するためには、スワップポイントについての理解も欠かせません。本記事では、海外FXのスワップポイントやスワップフリーについての基本的な情報をはじめ、スワップフリー口座で取引するメリットやおすすめの業者、海外FXスワップポイントの一覧を紹介します。

さらに、スワップポイントの確認方法や計算方法、気になる素朴な疑問についても徹底解説しますので、ぜひ本記事でお伝えする情報を参考に、海外FXのスワップフリー口座に浮いて理解を深めていきましょう。

目次

海外FXのスワップポイントとは

スワップのイメージ画像

海外FXのスワップポイントとは、外国為替取引において通貨ペアを保有し続けるために発生する金利差調整のことを指します。これは、保有する通貨ペアの各国の金利差に基づいて、保有ポジションの方向に応じて毎日発生する支払いまたは受け取りの金額です。

各国の通貨には異なる金利が設定されています。高金利通貨を買い、低金利通貨を売る場合はスワップポイントを受け取ることができますが、低金利通貨を買って高金利通貨を売る場合、スワップポイントを支払うことになります。

スワップポイントは、長期間ポジションを保有する際に特に重要です。デイトレード(1日以内に取引を完了する場合)ではあまり影響を受けませんが、スイングトレードや長期投資の場合には、スワップポイントの受け取りや支払いが総収益に大きな影響を与えることがあります。

ここで、下記表でスワップポイントの一例を確認してみましょう。

通貨ペア金利差(仮定)ロングポジション(受け取り/支払い)ショートポジション(受け取り/支払い)
USD/JPY1.9%受け取り支払い
EUR/USD-0.5%支払い受け取り
AUD/JPY2.5%受け取り支払い
GBP/USD0.7%受け取り支払い

USD/JPYの場合、米ドルの金利が2%で日本円の金利が0.1%とすると、金利差は1.9%となります。したがって、USD/JPYのロングポジションではスワップポイントを受け取り、ショートポジションでは支払うことになります。

一方、EUR/USDの場合、ユーロの金利が0%で米ドルの金利が0.5%とすると、金利差は-0.5%です。この場合、EUR/USDのロングポジションではスワップポイントを支払い、ショートポジションでは受け取ることになります。

スワップポイントは、通貨ペアの金利差に基づいて発生する日々の金利調整です。投資家は、このスワップポイントを理解し、取引戦略に組み込むことが重要となります。スワップポイントはFX業者ごとに異なり、日々変動するため、常に最新の情報を確認することを意識しておきましょう。

スワップフリーってなに?

スワップのイメージ画像

スワップフリーとは、特定の条件下でスワップポイントが発生しない取引口座のことを指します。主にイスラム法に準拠する投資家向けに提供されることが多いですが、他のトレーダーが利用できないということはありません。スワップフリー口座では、通貨を保有し続けても金利の受け取りや支払いが発生しないのが特徴です。具体的な特徴を下記表にまとめたのでぜひチェックしてみてください。

特徴詳細
金利なし取引通貨ペアを保有しても金利差によるスワップポイントが発生しない。
イスラム法対応イスラム法(シャリア)に従うトレーダーが利用できる口座。
手数料の代替金利の代わりに固定の手数料やその他の形態で費用がかかる場合がある。
限定された利用期間一部のブローカーでは、特定の期間のみスワップフリーを提供することがある。

イスラム法では利息の受け取りや支払いが禁止されているため、スワップフリー口座は宗教的配慮があるためイスラム教徒のトレーダーに適しています。また、長期投資ではスワップポイントの影響を受けないため、長期的にポジションを保有する戦略に向いているといえるでしょう。

その一方で、スワップポイントの代わりに別の形で手数料がかかる場合があるため注意しなければいけません。さらに、一部のブローカーでは、スワップフリー口座の利用が特定の期間や特定の通貨ペアに限定されていることがあるため、必ず事前によく確認するようにしてください。

スワップフリー口座で取引するメリットはスワップポイントの損失がないこと

メリットのイメージ画像

スワップフリー口座で取引する最大のメリットは、スワップポイントの損失がないことです。長期的にポジションを保有する際、スワップポイントの支払いが積み重なると大きなコストになりますが、スワップフリー口座では、このコストが発生しないため、保有期間が長くなるほど経済的メリットが大きくなります。

スワップポイントを気にせず、純粋に市場の動向や取引戦略に基づいてポジションを維持でるようになるため、柔軟な取引戦略も実現できるでしょう。特定の通貨ペアや市場状況に応じた最適な取引戦略を立てる上で、スワップポイントの損失がないことは非常に有利といえます。

また、日々のスワップポイントの変動に伴うストレスを軽減できるのも特徴です。特に、長期間ポジションを保持するトレーダーにとって、予期しないスワップポイントの発生が取引のストレス要因となることがありますが、スワップフリー口座ではこれがありません。精神的安心感も大きいため、初心者でもしっかりと自分の取引スタイルを活かしてトレードが可能になります。

スワップフリーができる海外FXのおすすめ業者まとめ

FXのイメージ画像

海外FX業者は数多く存在しますが、その中でもスワップフリー口座を提供しているおすすめの業者を7選紹介します。

【スワップフリーができる海外FXのおすすめ業者まとめ】

  • Exness:全口座
  • XMTrading:KIWAMI極口座
  • FXGT:口座タイプごとにスワップフリー銘柄が異なる
  • HFM:全口座(ボーナス口座以外)
  • axi:エリート口座
  • Ultima Markets:全口座
  • XS.com:全口座

それぞれの業者ではどの口座タイプでスワップフリーの取引が行えるのか、どんな特徴があるのかについて、下記で詳しくみていきましょう。

Exness:全口座

Exness
画像引用元:Exness

Exnessでは、全口座でスワップフリーの取引が行えます。対象口座を限定している業者が多い中、全ての口座でスワップフリー取引が出来るというのは大きな魅力といえるでしょう。スワップフリー取引は、株式・株価指数の全銘柄、仮想通貨の一部銘柄が対象です。

一定以上の取引を行うと、「優待スワップフリー」という上位ランクに移行することができ、さらにFX通貨・貴金属・仮想通貨銘柄でのスワップフリー取引が可能になります。また、Exnessは低スプレッド、無制限のレバレッジとなっているため、少額の証拠金で大きな取引をすることも可能です。

Exnessはセイシェル共和国金融庁(FSA)、モーリシャス金融サービス委員会(FSC)、キプロス証券取引委員会(CySEC)、イギリス金融行動監視機構(FCA)など様々な金融ライセンスを保有しており、安全性も高い優良業者といえるでしょう。スワップフリーでコストを抑えつつ、ハイレバレッジで大きな利益を狙いたい方には特におすすめです。

XMTrading:KIWAMI極口座

XMTrading
画像引用元:XMTrading

日本でも知名度が高く、多くの利用ユーザーがいるXMTradingでは、「KIWAMI極口座」でスワップフリー取引を提供しています。KIWAMI極口座では、FX通貨ペア27種類・貴金属3種類の銘柄で取引可能です。また、XMTradingでは様々な口座が提供されていますが、KIWAMI極口座はその中でも特にスプレッドが狭い口座になります。

スワップフリー取引ができるという事だけではなく、取引手数料が無料といった魅力もあるため、最低限のコストで思いのままの取引スタイルを実現できるでしょう。柔軟性の高さは、他の海外FX業者と比較してもトップクラスといえます。さらに、KIWAMI極口座はボーナスの受け取りも可能です。

他の海外FX業者の場合、低スプレッド口座は基本的にボーナスの受け取りができません。しかし、XMTradingのKIWAMI極口座は口座開設ボーナスを獲得できるので、自己資金ゼロで取引をスタートできます。資金コストを最小限に抑えつつ、スワップフリー取引を行いたい方は、ぜひXMTradingを利用してみてください。

FXGT:口座タイプごとにスワップフリー銘柄が異なる

FXGT
画像引用元:FXGT

FXGTでは、6日間限定で一部銘柄のスワップフリー取引が可能です。また、口座のタイプごとでスワップフリー銘柄が異なるのが大きな特徴になります。まずは下記表をみてみましょう。

取引銘柄スワップフリー可能期間
FX通貨ペア
(日本円ペア以外)
PRO口座:6日間
エネルギーPRO口座:6日間
ゴールドPRO口座:6日間
ECN口座:3日間
株価指数PRO口座:6日間
ECN口座:3日間

プロ口座以外にもECN口座でスワップフリーの対象となる銘柄がありますが、ゴールドと株価指数のみとなっているので注意しておきましょう。また、日数も3日間と短くなるため、基本的にFXGTでのスワップフリー取引はプロ口座がメインとなります。

FXGTのプロ口座では、他の海外FX業者よりもスワップフリーの対象となる銘柄が多くあるため、幅広い銘柄でスイングトレードが可能です。日本円通貨ペアはスワップフリーの対象外となってしまうため、そこだけ気を付ければ様々な取引をコストを抑えて楽しむことができるでしょう。一週間ほどのスイングトレードで利益を狙いたい方に特におすすめです。

HFM:全口座(ボーナス口座以外)

HFM
画像引用元:HFM

HFMでは、2022年から全口座でスワップフリーの取引が可能となりました。これまで、HFMは「HFM新時代革命」として様々なリニューアルを繰り返しており、スワップフリーの提供もこの一環として行われ、取引コストを心配しない自由な取引を実現しています。

対象となっているのは、21銘柄のFX通貨ペアやゴールド、エネルギーです。レバレッジは最大2,000倍と大きく、少額の資金で大きな取引をすることも可能となっています。全ての取引数量でスワップフリーができるので、自分の取引スタイルを崩してしまう心配もありません。

ボーナスが受け取れる「トップアップボーナス口座」は対象外となっていますが、プレミアム口座・ゼロ口座・セント口座・プロ口座と選択肢が多いためそこまでのデメリットにはなりません。ボーナスを活用しながらのスワップフリー取引は出来ませんが、最大2,000倍のレバレッジを活かして大きな利益の獲得が狙えるでしょう。

axi:エリート口座

axi
画像引用元:axi

axiでは、エリート口座で一部銘柄がスワップフリーで取引できます。これまでは、2週間という期間が設けられていましたが、2023年に大幅なアップデートを行い、人気の7銘柄が4週間という長い期間スワップフリーの取引ができるようになりました。さらに、アップデートではスプレッドの縮小も行われ、今まで以上に狭いスプレッドが提供されています。

スプレッドが狭いエリート口座は、主な用途としてスキャルピングが考えられていましたが、4週間のスワップフリー取引を可能にしたことから、長期トレードにも適した口座といえるでしょう。取引手数料がかかりますが、エリート口座はaxiの中で最も取引コストが低い口座タイプです。

スプレッドはプレミアム口座と同じですが、掛かる取引手数料は半額の3.5ドルとなるため、大きな損失にはなりません。しかし、エリート口座は2万5,000ドル以上の入金が条件となっており、15日以上口座残高が2万5,000以下になると、強制的にプレミアム口座へ切り替えとなります。そのため、akiのエリート口座は上級者やプロのトレーダーなど、日本円で400万円から500万円の資金を用意できる方に適しているといえるでしょう。

Ultima Markets:全口座

Ultima Markets
画像引用元:Ultima Markets

Ultima Marketsでは、全口座でスワップフリー取引が可能です。2024年に日本に上陸したばかりの海外FX業者のため、まだ知名度もあまりないのが現状ですが、グループとしては3つの金融ライセンスを取得しています。その中のひとつには取得難易度の高いキプロス証券取引委員会(CySEC)が含まれているため、安全性は折り紙付きといえるでしょう。

先物銘柄・仮想通貨銘柄の全てがスワップフリーの対象です。特に仮想通貨は47銘柄と非常に種類が豊富で、スプレッドも狭く仮想通貨取引におけるアドバンテージが高い海外FX業者となります。通貨ペアは対象外となるので、仮想通貨の取引をメインとしている方には特におすすめの海外FX業者です。

また、Ultima Marketsは長期保有にも最適といえます。スワップフリーと狭いスプレッド、さらにレバレッジが最大2,000倍となっているので、仮想通貨銘柄でコストを抑えながら効率よく大きな利益を狙った取引を実行したい方は、ぜひUltima Marketsを活用しましょう。

XS.com:全口座

XS.com
画像引用元:XS.com

XS.comでは、全ての口座が自動的にスワップフリーの対象となります。他の海外FX業者の中には、スワップフリー口座に対して追加スプレッドや手数料、保有費、管理費といった割増料金を徴収するケースがありますが、XS.comは追加料金が一切かかりません。通常口座と同じ条件でスワップフリー取引が行えます。

スワップフリーの期間はFXメジャー通貨の一部が5日間もしくは2日間、ゴールドの一部や仮想通貨の全銘柄は2日間です。XS.comのスワップフリーは、2024年の6月から提供がスタートとなりました。そのため、まだXS.comでスワップフリー取引ができるということを知らない方も多くいるでしょう。

また、XS.comのスワップフリーは解除することが可能です。自動的にスワップフリーになるため、そのままの状態で運用し続けなければいけないと考えられていますが、マイページなどから申請すれば簡単に解除できます。カスタマーサポートへ、スワップポイントが発生する口座への変更を希望する旨を伝えてください日本語での対応もしてくれるので、英語が苦手な方でも安心して申請できます。

海外FXスワップポイント一覧

スワップのイメージ画像

スワップポイントは、海外FX業者によって異なります。

ここでは、日本のみならず世界中で知名度や人気の高い海外FX業者15選それぞれのスワップポイントを、一覧で紹介しますので、ぜひチェックしてください。

海外FX業者USD/JPY
(ドル円)
EUR/USD
(ユーロドル)
GBP/JPY
(ポンド円)
EUR/JPY
(ユーロ円)
GBP/USD
(ポンドドル)
XMTrading買(L):1,116円
売(S):-3,734円
買(L):-1,138円
売(S):248円
買(L):1,280円
売(S):-4,610円
買(L):610円
売(S):-6,010円
買(L):-601円
売(S):-405円
AXIORY買(L):876円
売(S):-2,700円
買(L):-1,196円
売(S):102円
買(L):1,088円
売(S):-3,345円
買(L):748円
売(S):-2,088円
買(L):-650円
売(S):-507円
TRADE VIEW買(L):1,925円
売(S):-2,929円
買(L):-1,149円
売(S):209円
買(L):2,462円
売(S):-3,480円
買(L):1,534円
売(S):-2,138円
買(L):-669円
売(S):-487円
FXGT買(L):593円
売(S):-3,004円
買(L):-1,211円
売(S):202円
買(L):757円
売(S):-3,544円
買(L):532円
売(S):-2,993円
買(L):-662円
売(S):-322円
TitanFX買(L):1,213円
売(S):-2,754円
買(L):-1,096円
売(S):395円
買(L):1,477円
売(S):-3,385円
買(L):922円
売(S):-2,045円
買(L):-526円
売(S):-633円
ThreeTrader買(L):1,286円
売(S):-2,605円
買(L):-889円
売(S):385円
買(L):1,621円
売(S):-3,525円
買(L):784円
売(S):-2,147円
買(L):-204円
売(S):-5,069円
MiltonMarkets買(L):90円
売(S):-334円
買(L):-628円
売(S):194円
買(L):124円
売(S):-445円
買(L):-148円
売(S):36円
買(L):-69円
売(S):7円
HFM買(L):0円
売(S):-3,640円
買(L):-1,134円
売(S):0円
買(L):0円
売(S):-4,450円
買(L):0円
売(S):-2,490円
買(L):-574円
売(S):-238円
Big Boss買(L):1,204円
売(S):-2,904円
買(L):-979円
売(S):158円
買(L):1,339円
売(S):-4,462円
買(L):796円
売(S):-3,015円
買(L):-570円
売(S):-493円
Exness買(L):0円
売(S):-3,300円
買(L):-938円
売(S):0円
買(L):0円
売(S):-4,530円
買(L):0円
売(S):-2,930円
買(L):-308円
売(S):-84円
iFOREX買(L):793円
売(S):-1,993円
買(L):-1,434円
売(S):-43円
買(L):582円
売(S):-1,982円
買(L):385円
売(S):-1,485円
買(L):-715円
売(S):-545円
IronFX買(L):525円
売(S):-3,985円
買(L):-1,365円
売(S):141円
買(L):1,050円
売(S):-3,785円
買(L):705円
売(S):-2,496円
買(L):-692円
売(S):-557円
IS6FX買(L):438円
売(S):-974円
買(L):-929円
売(S):251円
買(L):-123円
売(S):-899円
買(L):160円
売(S):47円
買(L):-771円
売(S):-211円
LAND-FX買(L):556円
売(S):2,047円
買(L):-190円
売(S):-112円
買(L):-47円
売(S):-245円
買(L):-53円
売(S):-331円
買(L):-140円
売(S):-103円
FBS買(L):627円
売(S):-2,883円
買(L):-851円
売(S):95円
買(L):762円
売(S):-3,550円
買(L):-541円
売(S):-2,635円
買(L):-452円
売(S):-179円

上記一覧は2024年7月現在のスワップポイントです。取引する際には上記内容から変動していることもあるため、その時点でのスワップポイントをしっかりと確認するようにしましょう。

海外FXのスワップポイントの確認方法

確認のイメージ画像

海外FXのスワップポイントは、主に下記2つの方法で確認できます。

【海外FXのスワップポイントの確認方法】

  • FX業者の公式サイトで確認
  • MT4/MT5で確認

これらの方法を利用することで、トレーダーは自身の取引戦略に合わせた最適なスワップポイント情報を迅速かつ正確に得ることができます。それぞれの確認方法について詳しく紹介しますので、正しく理解し、常にスワップポイントを把握できるようにしておきましょう。

FX業者の公式サイトで確認

海外FXのスワップポイントを確認する最も基本的な方法のひとつは、取引しているFX業者の公式サイトを利用することです。多くのFX業者は、公式サイト上にスワップポイントに関する情報を提供しています。具体的な手順は以下の通りです。

STEP
公式サイトへアクセス

最初に、取引しているFX業者の公式サイトにアクセスします。一般的には、トップページや「取引条件」または「商品詳細」のセクションにスワップポイントの情報が掲載されています。

STEP
取引条件の確認

「取引条件」や「スワップレート」といったセクションを探します。ここには、各通貨ペアごとのスワップポイントが一覧で表示されていることが多いです。

STEP
更新頻度の確認

スワップポイントは市場の状況や金利の変動によって日々変わるため、FX業者は通常、毎日または毎週更新しています。この更新頻度についても確認しておくとよいでしょう。

STEP
詳細情報の確認

一部の業者では、スワップポイントの詳細情報(例えば、受け取り・支払いの具体的な金額や計算方法)も提供しています。これにより、自身の取引戦略に役立つ具体的なデータを得ることができます。

MT4/MT5で確認

MetaTrader 4(MT4)およびMetaTrader 5(MT5)は、多くのトレーダーに利用されている取引プラットフォームで、これらを使用してスワップポイントを簡単に確認することもできます。以下に、MT4およびMT5でスワップポイントを確認する手順を説明します。

STEP
プラットフォームの起動

MT4またはMT5プラットフォームを起動し、取引口座にログインします。

STEP
通貨ペアのリストを表示

プラットフォームの「市場ウォッチ」ウィンドウを開きます。ここには、利用可能な全ての通貨ペアのリストが表示されます。

STEP
詳細情報の表示

確認したい通貨ペアを右クリックし、コンテキストメニューから「銘柄」または「シンボル」を選択します。これにより、その通貨ペアの詳細情報が表示されます。

STEP
スワップポイントの確認

表示されたウィンドウ内の「スワップロング」および「スワップショート」の欄に、スワップポイントの具体的な値が記載されています。スワップロングは買いポジションを保持した場合のスワップポイント、スワップショートは売りポジションを保持した場合のスワップポイントです。

STEP
更新情報の確認

スワップポイントは市場の変動に応じて日々変化するため、定期的にこの手順で最新のスワップポイントを確認することが推奨されます。

海外FXのスワップポイントの計算方法

計算のイメージが画像

海外FXのスワップポイントは、下記の式で計算します。

スワップポイント(円)=取引量×(基準通貨の金利−相手通貨の金利)÷360(日)×基準通貨レート

例えば、USD/JPYのロングポジションの場合、米ドルの金利が2%、日本円の金利が0.1%なら金利差は1.9%になります。取引量が1ロットで、USD/JPYのレートが110であれば、USD/JPYのロングポジションを1日保有する場合のスワップポイントは0.0057です。

通常、1ロットは100,000通貨単位となります。

EUR/USDのショートポジションの場合、ユーロの金利が0%、米ドルの金利が1.5%であれば金利差は-1.5%となります。取引量1ロット、EUR/USDのレートが1.20となると、EUR/USDのショートポジションを1日保有する場合のスワップポイントは-0.000049です。

スワップポイントの計算は、保有通貨ペアの金利差、ポジションの方向、取引量、および1日あたりの金利調整率に基づいて行われます。トレーダーは、これらの要素を考慮してスワップポイントの影響を理解し、自身の取引戦略に組み込むことが重要です。スワップポイントは日々変動するため、最新の情報を確認し、適切に計算することを意識してください。

海外FXのスワップフリーに関するよくある質問

QAのイメージ画像

海外FXのスワップフリーについて、気になることや疑問を抱えている方は少なくありません。ここでは、よくある質問の中でも特に知っておくべき大切な4つの内容をピックアップしました。

【海外FXのスワップフリーに関するよくある質問】

  • スワップフリーの日数は何日ですか?
  • スワップゼロとはどういう意味ですか?
  • 国内FXにスワップフリー口座はありますか?
  • スワップがマイナスになる理由は?

本記事でお伝えした内容と重複する部分もありますが、確認のためにぜひチェックしてください。海外FXのスワップフリーについてさらに理解を深めるためにも、下記でお伝えするそれぞれの項目について正しく頭に入れておきましょう。

スワップフリーの日数は何日ですか?

スワップフリーの日数は一律ではなく、海外FX業者によって異なるのが特徴です。多くの業者では、スワップフリーの条件を設定しており、特定の期間のみスワップポイントが発生しません。

一般的には、スワップフリー期間は7日間や30日間などの設定が多いですが、一部の業者では無期限のスワップフリー口座も提供されています。具体的な日数については、各FX業者の利用規約や取引条件を確認しておきましょう。

スワップゼロとはどういう意味ですか?

スワップゼロとは、通貨ペアの保有期間中にスワップポイントが一切発生しない状態を指します。トレーダーがポジションを保有している間、金利差による受け取りや支払いは発生しません。スワップゼロは通常、特定のスワップフリー口座を利用する場合や、キャンペーン期間中に提供されることがあります。

国内FXにスワップフリー口座はありますか?

国内FX業者では、スワップフリー口座の提供は非常に少ないのが現状です。スワップフリー口座は、主にイスラム法に準拠する投資家向けに提供されることがほとんどとなるため、国内のFX業者ではこのようなニーズが少ないことが背景にあります。

しかし、少ないというだけで国内業者がスワップフリー口座の提供を全くしていないということではありません。具体的な情報は各業者の公式サイトやサポート窓口で確認しておきましょう。

スワップがマイナスになる理由は?

スワップがマイナスになる主な理由として挙げられるのは下記の3つです。それぞれ詳しくみていきましょう。

スワップがマイナスになる理由詳細
金利差取引する通貨ペアの2つの通貨の金利差がマイナスである場合です。例えば、低金利通貨を買い、高金利通貨を売るポジションを保有すると、金利差がマイナスとなり、スワップポイントの支払いが発生します。
取引コストFX業者が取引手数料を上乗せすることもあり、この手数料がスワップポイントに影響を与えるケースも少なくありません。この場合、金利差がプラスでも、手数料が加算されてスワップがマイナスになることがあります。
市場の状況市場の金利が変動することで、スワップポイントも日々変動するのが特徴です。中央銀行の政策金利変更や経済指標の発表によって金利が変動し、それに応じてスワップポイントがマイナスになることがあります。

まとめ:スワップフリー海外FX

海外FXのスワップポイントは、状況により受け取れることもあれば支払いが必要になることがあります。正しく理解しておかなければ、予期せぬ損失が出てしまうこともあるでしょう。また、海外FX業者のスワップフリーは、口座によって異なることも多く、どの口座でもスワップフリーの取引ができるとは限りません。

スワップフリーの取引を行いたい場合、提供している海外FX業者でどの口座を解説すべきか事前によく調べておきましょう。本記事では、スワップフリー口座を提供しているおすすめの業者も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

また、スワップポイントやスワップフリーについての基本的な情報や確認・計算方法など、知っておくべき基礎的な内容についても詳しくお伝えしました。理解を深めより効果的な取引を実現するためにも、本記事で紹介した内容をしっかりと頭に入れておきましょう。

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